一般的にぜんそくは気管支喘息（きかんしぜんそく）のことをさし、慢性的に気管支（または気道）の粘膜が炎症をおこす病気です。呼吸困難の発作や喘鳴（ゼーゼーやヒューヒューと音を立て息苦しくなる状態）、咳などの症状をおこします。

ぜんそくの原因は様々ですが、多くは気管支にアレルギー反応が起きて発症します。その他にも、運動や薬剤が原因となって発症することがあります。

治療について

ぜんそくの治療については、発作時の治療と発作が起きないようにコントロールする治療に分かれます。それらは、小児気管支喘息ガイドラインに従い治療を行っております。

大きな発作がおきて症状が改善しない場合は入院をして治療することもあります。その際は、適切な施設を迅速にご紹介させて頂きます。

発作がないときは治療がおろそかになりがちですが、発作が長い間続くと、次第に治りにくくなり、大人になっても治らなかったり、大人になってから再発したりすることがあります。ぜんそくの症状が疑われる場合は、ぜひ当院にご相談ください。